CDSとはクレジットデフォルトスワップのことで債権破たん保険といいます。AIGはこのCDSを積極的に受け入れていたために、後の影響を考えて破たんを免れ再建のために公的資金が投入という形になったと言われています。

CDSはA社が発行する債権をB社が買う時に、万が一A社が破たんした場合この債権の損失補てんをC社が行うという保険契約である。これをB社とC社の間で結びます。B社はC社にプレミアム(保険料)払います

このCDSというのは保険的な契約になりますが、このCDSの引き受けについては保険会社だけではなく、証券会社や銀行などの金融会社も引き受けをしていました。
このA社にあたるのがリーマンブラザースと考えると、実は大変なんです(実際はそうなんですけど)このCDSはA社が破たんした場合、債権の価値はOにはならず、減額になります(ジャンク債)

リーマンの場合は額面の87%減額となっています。(ちなみに政府が後ろ盾になったファニーメイは10%程度の減額)そして一定期間を経てCDSの清算(保険料の確定)が行われるという流れになっています。今、株価が低迷しているのは、経済の血液とも言われる銀行間に資金の流れがCDSの確定を見据え大量の資金が必要とされるためにいまは資金を出さずに貯め込んでいるという状況である。

その確定は10月11日(日本時間)で行われるので、週明けの市場の反応が吉と出るのか凶とでるかはCDSの確定額と関連する金融機関の行動によると思われるが、銀行自体は健全な経営を維持するために貸出資産に対して一定の資本をもたなければならないというルールがある。

C社の立場である銀行などの金融機関としては、支払われる保険金(確定額)が少なければ、銀行は良しとして資金が回り始めるだろう。しかしながら高めの保険料となり金融機関の負担が大きくなり銀行自体で支え切ることができないのであれば、銀行などの金融機関自体の不安を招くこととなるだろう。(破たんもあり)

さらには、C社の立場としての銀行などの金融機関は破たんした場合、支払われるはずの保険料を手にできなくなった債権を保有しているB社の立場の銀行や金融機関も破たんすることも考えられる。

このようにCDSはとてつもない爆弾のようである。